UE700 PRO を使ってみました
PS4のゲームでロード時間が気になるならSSDを取り付けるといいよ、とはちょくちょく聞いていました。
とはいえSSDってまだまだお高いんですよね……。
そんな時に見つけた、「UE700 PRO」。
そこそこ(あくまでそこそこ)手頃な値段で手に入るUSB形式の外付けデータドライブです。
なんでも、SSDと同等以上の性能を発揮するとかしないとか。
その力をわかりやすく実感したいと思い、せっかくだから性能テストしてみました。
商品の詳細は公式サイトで確認してください。
この記事を読む上では、USBメモリを使ってPS4のロード時間を短縮できる、程度の認識で大丈夫てす。
検証に使ったソフトは「グランブルーファンタジーヴァーサス(以下GBVS)」です。
今時のゲームとは思えないほどいちいちロードが挟まり、しかもその時間が長いゲームです。
ゲーム自体は面白いもののいちいちロード時間が邪魔なのなんとかならないものか。と思っていました。
そんな時にUE700 PROの存在を知ったんですね。
検証はこの商品を見つけた4gamerの記事に則り、以下の条件で行います。
- PS4のホーム画面でGBVSを選択してから、タイトル画面で操作できるようになるまでの時間を計測する①
- トレーニングモードで毎回同じ条件でステージを選択してから、操作できるようになるまでの時間を計測する②
- トレーニングモードからメインメニューに戻るを選択してから、操作できるようになるまでの時間を計測する③
- 上の3つを3回計測して、その平均値を計算する
人力で計算しているので、試行回数の少なさと多少の不正確さは勘弁してください。
結果はこうなりました。
① HDD 41.6秒 | UE700 PRO 34.3秒
② HDD 32.4秒 | UE700 PRO 27.3秒
③ HDD 16.9秒 | UE700 PRO 15.1秒
表にまとめようかと思ったんですが、スマホでの上手い表示ができませんでした……。
最初の番号は上の箇条書きに書いてある計測した区間です。
ご覧の通り、全ての結果においてUE700 PROを使ったほうがロード時間が短くなるという結果を得られました。
特にトレーニングモードで5秒近く短縮されているのは嬉しい結果です。
コンボ練習をしたり、調べものをしたりなどオンライン対戦の次に、人によってはオンライン対戦よりもたくさん使う機能なので。
わざわざオンライン対戦を強調した理由がありまして、このロード時間の短縮、対戦相手によっては全く意味がありませんでした。
というのも、オンラインで対戦する以上同期が取れなくてはならず、こちらのロードが終わっても相手のロードが終わらないと同期待ちが発生してしまうんですね。
相手もなんらかの手段でロード時間を短縮していないと意味ないよ、という悲しいオチがついてしまいました……。
とはいえ、ひとり用のモードをプレイする分にはUE700 PROは十全にその機能を発揮してくれます。
また、格闘ゲームはオンラインでは完全同期を採用しているためこのような結果になりましたが、ゲームの同期方法によってはオンラインでもその恩恵にあやかれるかもしれません。
特に長いロード時間があるゲームほど期待値が高そうです。
皆さんもロード時間が気になるゲームで試してみると、ゲームライフがちょっぴり快適になるかも?
お読みくださりありがとうございました。
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