ヘビーレイン 感想

購入して序盤だけプレイしていたものの、色々あってプレイを中断してしばらく、急にふと思い立ってプレイしたら存外面白く、一気にクリアしました。

「HEAVY RAIN -心の軋むとき-」の感想です。

あ、プレイしたのはPS4のDL版、Beyondと一緒になっているやつです。

独特の操作性と独自の体験

このゲームの一番の特徴は、なんといっても操作性。

細かい。

なにをするにしても細かい。

歩く。扉を開ける。服を着る。飲み物を用意する、飲む。すべての動作をプレイヤーがひとつひとつ入力していくことになります。また、その操作も右スティックをふんだんに使ったりなど独特です。

まさかゲームで赤子をあやす動作を逐一入力する日が来るとは思いませんでしたよ。

例として。車を発進させる場合。

  1. 右スティックを右に倒して車の扉を開ける
  2. 右スティックを右に倒し、倒したまま下に移動させてエンジンを掛ける
  3. 右スティックを下に倒してギアを切り替える
  4. R2でアクセルを踏み込む

これでようやく発進です。

ゲーム中はこのような細かい操作が全編を通して要求されます。

この一挙手一投足を入力していく操作性のおかげで、プレイヤーキャラクターとの一体感を味わえ、独自のゲーム体験を味わうことができます。

しかし操作性は悪い!

とまあ、このゲームの一番の面白い点でもある操作性なんですが、一歩間違えると煩わしかったりします。

特に序盤。ストーリーが動かない日常シーンが、ほんとにしんどかった……。

背景がよくわからないおっさんの日常風景を、わざわざ自分で操作して進めていくのが……。

私が一度プレイを中断してしまったのも、この煩わしさが原因だったりします。

あと、ぱっと見でどう入力すればいいのかがわからない。

入力が一回入力だけではなくて、ゆっくり入力、ボタン連打、押しっぱなしと種類があるのですが、画面に入力表示がでてきたときにどの種類なのかが咄嗟に見分けがつかなかったです。

入力表示も3D空間上に描画されるので、カメラの状況によってはそもそも入力表示が見えないことも……。

こういった視認性の悪さも、操作性の悪さを助長していました。

周回前提だけど周回には向いていないかな

ヘビーレインにはエンディングが複数種類あり、それを一度のプレイで見ることはできません。

ストーリーはチャプターで結構細かく分けられており、それぞれのチャプターから再プレイすることが可能です。

各チャプターでの行動でエンディングが分岐し、プレイによってはかなりの序盤からのやり直しを要求されることになるでしょう。

しかし、ヘビーレイン! 困ったことにほぼすべてのイベントシーン中にも入力が存在するおかげで、イベントスキップがありません!

各チャプターの選択時にセーブの有り無しが選べるので、「もしかしてチャプター別にセーブ上書きできるのかな?」と期待したもののそんなこともなく。

あくまで選択したチャプターからのやり直しでした。

全エンドを見たい場合は頑張ってイベントシーン見ましょう!

不満はあるものの面白かった

総評としては見出しの通り、いくつかの欠点が見受けられるものの、独特の操作性による没入感など独自の面白さに溢れ、一度乗れれば一気に最後までプレイできる面白いゲームでした。

特に序盤の日常パートが煩雑な上に退屈というなかなかの難所ですが、そこさえ乗り越えればストーリーが一気に広がっていき、煩雑さも楽しさのひとつになっていきます。

一周自体は一日でクリアできる程度の長さなので、興味がある方はぜひプレイしてみてほしいですね。

以上、お読みくださりありがとうございました。