DEATHLOOP 感想

今回は「DEATHLOOP」の感想になります。PS5でプレイ。

ぼちぼちPS4を切り離したタイトルが出てくるようになりましたね。日本はあまり普及しきれていないイメージですが、海外だとPS5結構もう行きわたっているんでしょうか。

タイトルの通り、ループを題材としたタイトル。

その題材と、昔プレイした「Dishonored」(開発元が同じ)が面白かったこともあって、かなり期待していたタイトルです。

果たしてその結果は……?


ストーリー

舞台となるのはブラックリーフ島という一つの島で、この島全体がAEON計画という実験により一日をループする状態になっています。

記憶喪失の主人公、コルトはこのループから抜け出すため、ループの記憶を引き継ぐことができるという特性を使って、ループの要となるヴィジョナリー全員を一度のループの中で始末するべく行動を開始します。

出典:“DEATHLOOP” | Official Website

ストーリーはコルトとループの謎を中心に進みます。

もうひとり、ループの記憶を引き継いでいるジュリアナというキャラがいるのですが、彼女はコルトのループ脱出を阻もうとする敵であると同時に、コルトに知識や助言を与えるお助けキャラの側面も持っています。

ブラックリーフの各地に残された手がかりを集めていき徐々に真実が明らかになっていく過程は「そうだったのか!」という衝撃があってとてもよかったです。

敵のような敵でないようなジュリアナとの関係も納得。

不満があるとすれば、コルトとジュリアナ以外は記憶もループしているので、決められた行動を繰り返すだけのモブキャラの状態になってしまっていることでしょうか。

各ヴィジョナリーにはしっかりと個性があって、彼らの情報も集めていくと意外な関係や人間性がわかってきて面白いのですが、それがストーリーになんの影響も与えないのはちょっともったいなかった気がします。

ループ、という題材を扱っている以上仕方ないのかもしれませんが……。

ゲームの説明を見ているとゲームの進行はかなり自由にできるように感じられますが、実際には一本道です。

全てのヴィジョナリーを一日で始末するためには、特定の手順に従わないと時間が足りないようになっています。そこはお気をつけを。

ステルス

ステルスできるようでできないゲーム性になっています。一度も敵に見つからずにクリアする完全ステルスプレイは相当厳しいと思います。

ゲームは朝・昼・午後・夜の四つの時間帯で進行していくのですが、時間が夜に近づくほど難易度が上がるようになっています。

昼までは結構余裕。敵がいようが関係ねー、みたいなてきとうなプレイをしない限りは見つからずにクリアできると思います。

出典:“DEATHLOOP” | Official Website

問題は午後あたりから。

敵のセンサーが鋭すぎる。

敵には視覚と聴覚のセンサーが用意されていて、このセンサーに引っ掛かって一定時間経つと発見、という仕組みになっていると思うのですが、このセンサーが鋭すぎる気がします。

豆粒くらいにしか見えない敵が普通に発見してきたり、ちょっとした壁の隙間から普通に見つかったり。

一般人を相手にしていたつもりが、いつのまにか凄腕の殺し屋になっているかのようです。

進行の都合上、夜に侵入するのは敵が集合する場所なため、敵の数もすごくて余計つらい。

敵の目がほんの少しでもあると油断できないため、夜行動するときは見つけた敵は全てキルしていく姿勢で臨みました。そうしないと見つかる……。

こちらを確実に見つけてくるジュリアナの存在もあり、ステルスさせたいのかさせたくないのかよくわからないバランスになっているなと思いました。

ループ

一日を無限に繰り返すというのが、このゲームの面白いところです。

前回のループで手に入れた情報や武器を次のループに持ち越し、標的を始末したときの達成感はループものならではだと思いました。

前回までのループの経験はゲーム中に記録される情報だけでなく、敵の配置や侵入経路など、プレイヤー自身の経験値にもなっていて、とてもよくできていると思います。

一度目は敵に何度も見つかり行き当たりばったりでヴィジョナリーを始末したのが、次に挑戦するときは一度も敵に見つからず完璧な暗殺を成し遂げた時のしてやったり感は素晴らしい。

出典:“DEATHLOOP” | Official Website

一方で、一日を無限に繰り返すというのがこのゲームのだめなところでもあります。

トライ&エラーが、めちゃくちゃ怠いです。

行動を時間帯に区切ったためか、このゲームはチェックポイントなるものが時間帯ごとにしか存在しません。

幾多の罠と敵の目を潜り抜けてヴィジョナリーを始末しても、そのあとに死んでしまえばループを最初からやり直しです。

特定の時間帯で、敵に見つかると自爆して島全体を吹っ飛ばすヴィジョナリーがいるのですが、こいつの相手はほんとにしんどかった。

ステルスが必須になるので、毎回慎重に行動しなくてはならないのですが、見つかるとそれがすべて台無しになってまた最初から。

見つかっても強行突破ができるのって、快適なプレイのためには大事なんだと思いました。

くそ、だめだ、何度繰り返しても、あの場所で必ず誰かに見つかってしまう!

みたいな、ループもの主人公的体験ができるという意味では、このトライ&エラーの怠さもループものの醍醐味といえば醍醐味なのかも?


他にも良かった点や悪かった点はあるのですが、これくらいで。

いや、ひとつ大事なことがありました。

割と頻繁にバグが出ます。進行不能になるバグも頻度はそこまででもなかったですがあるので気をつけて。

総評としては、粗削りだが面白いと言ったところです。

ちょくちょく気になる点が出てくるのですが、最後まで楽しくプレイすることができました。

開発会社の他のゲームが好きだったり、ループという題材に興味がある方はぜひプレイしてみてください。

最後までお読みいただきありがとうございました。