プリズンプリンセス 感想
とんでもなくおバカな脱出ゲームが来たな、と思いました。褒めています。
今回は「プリズンプリンセス」の感想です。Switch版。
死んで魂だけとなった勇者が、囚われの身のお姫様二人を救うために奮闘するという、字面だけ見れば王道ファンタジーな本作。
蓋を開けてみれば、設定のすべてをスケベ要素に割り振ったスーパーピンクゲーでした。
このゲームに興味を持って記事を探すような時点で、その手のゲームに忌避感を覚える方はいらっしゃらないと思いますが、ご注意ください。

ストーリー
前述したとおり、死んで魂だけとなった勇者が、囚われの身のお姫様二人を救うために奮闘するものになります。

ストーリーは全編を通してスケベなノリで進んでいき、シリアスなふりはしますがほんとに深刻なシリアスはなかったです。
魔王との戦争中で、人間側の主力である勇者とその仲間が死んでいたり、ふたつの大国と思われる国の姫が囚われの身だったりと、人間側がやばい要素はいくらでもあるのですが……、その辺は示し合わせたようにスルーされます。
スルーするにはちょっと深刻すぎる要素な気がして、「こいつらこんなのほほんとしてて大丈夫か?」と私はちょっと気になってしまいました。
いないと思いますが、ストーリー目的で買うのはやめたほうがいいでしょう。
キャラクター
お姫様二人は天然系とツンデレ系とテンプレ通りのお姫様なので、買うならキャラ目的で。
良くも悪くもお手本通りのキャラクター造形なので、これ以上に語ることがありません。
ほんとそのままのキャラクターをしているので、絵やキャラクター紹介を読んで興味を惹かれた人は問題なく好きになれると思います。
システム
いわゆる脱出ゲームですが、「俺たちはスケベしてえんだ!」と言わんばかりのシステムはとても好感が持てました。

勇者は魂だけで物に触れることができないので、探索は勇者が指示を出してお姫様たちが調査する、というシステムになっています。
お姫様たちは調査のために屈んだりのぞき込んだりするため、自然と谷間やスカートの中が見えてしまう!
平時からスケベなので好きな人はほんとに好きだと思います。
脱出ゲームって調査パートでは全然画面に動きがなくて寂しくなりがちなのですが、このシステムのおかげで、どこかを調べるとお姫様たちもそこに移動してくれるので、常に画面の動きがあるのが新鮮でよかったです。

ギミックによっては一枚絵でお触りができるものもあります。スケベです。
ただし、お触りすると好感度が変動しエンディングの分岐に影響があるので気をつけましょう。
謎解き
脱出ゲーム部分ですが、詰まることなく最後まで行けたので、難しすぎるということはないと思います。
謎解きが関わるものがあるとお姫様たちがそれっぽいことを言ってくれるので、そのセリフに注意して探索を進めればなんとかなるかと。
ただ、一部ノーヒントで謎解きをする場面があったのが気になりました。
これは私が気づいていなかっただけの可能性もあるのですが、脱出ゲームってそもそもフラグを立てておかないと謎解き自体に挑戦できないものもあるので、どちらなのかいまだにわかってないです。
とはいえ、最悪総当たりすればなんとかなるものだったので、大丈夫かな?
以上、プリズンプリンセスの感想でした。
謎解き要素はあるものの、難しいことは考えずにかわいい女の子にスケベしようぜ! って作品です。
スケベを求むるものななら確実に楽しめます。手軽にプレイできるのもあっておすすめです。
そうでないのならちょっとブレーキ掛けましょう。脱出ゲームとしても普通に楽しめますが、そこを楽しみたいとなると……。
お読みいただきありがとうございました。
(今回スケベしか言ってないな……)
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