ラジィ 古の伝説 感想

今回は、「ラジィ 古の伝説」の感想になります。プレイしたのはSwitch版です。

古代インド神話を題材としたアクションアドベンチャーで、主人公ラジィは悪魔にさらわれた弟を助けるため、神々のご加護を受けて悪魔の軍勢との戦いに挑みます。

手ごろな価格ながら、しっかりとゲーム部分は作られていてかなり面白かったです。


ストーリー

主人公ラジィを見守る神様たちをさらに見守るのがこのゲームのストーリーです。

主人公のラジィは神様のご加護を受けているが故、ゲーム中ほぼ常に神様に見守られています。

出典:ラジィ 古の伝説 ダウンロード版

残念ながらラジィに神様たちの言葉が届くことはありませんが、この見守っている神様たちの会話はプレイヤーは聞くことができます。

完全に子どもの初めてのお遣いを見守るお母さんお父さん。

ラジィを見守る神様はドゥルガー神とヴィシュヌ神の二柱なのですが、ドゥルガー神はとある事情でラジィの能力を信頼しておりラジィがなにかを達成すると「さすがね!」と我が子の成長を喜ぶお母さんっぷりを発揮します。

もう一柱のヴィシュヌ神はどこかラジィに世界の命運を託すことに不安を覗かせますが、よくよく言動を聞いているとラジィを心配してくれていることが伝わってきて、不器用なお父さんのよう。

結果、子どもを見守るような神様たちの会話をさらに見守るという不思議なストーリーを体験することができます。

独特の味わいなので、合わない人は合わないかもしれませんが、私は最後まで楽しむことができました。

アクション

ラジィは神様たちの武器とご加護の力を使うことで悪魔の軍勢と戦います。

連続攻撃や回避行動などはもちろんのこと、壁走りからの落下攻撃や、円柱を利用しての回転攻撃など、地形を利用しての戦闘が可能です。

出典:ラジィ 古の伝説 ダウンロード版

武器は三叉戟と弓、剣、チャクラの四種類で、ご加護は雷・炎・氷の三種類です。

それぞれの詳細は割愛しますが、操作こそ変わらないものの武器やご加護ごとに違った特性があります。

プレイしているとなんとなくこの敵に対してはこの武器で戦うと楽そう、というのが思い浮かんでくるので、色々検証しながら戦闘をこなしていくのが楽しかったです。

弓は空を飛ぶような敵に対して有効ですし、剣はガードできるので動きが素早い敵に対してガードしてから反撃、と試行錯誤の余地があります。

惜しむらくは、ゲーム全体が短くて、ポテンシャルをすべて感じきる前にクリアできてしまうところ。

氷のご加護は手に入れてから、恐らく一時間もゲームプレイしていませんし、チャクラはラスボス専用武器なので一戦しか使えません。

飽きる前に終わる、という点ではいいのかもしれませんが、せめて氷の加護を手に入れたあとにもう一個くらいステージがあってくれたら……。

探索

ゲームはステージをクリアするステージ形式で進んでいきます。

ステージにはご加護の強化要素であるオーブが隠されており、ひたすらまっすぐ進むことも可能ですが、探索しながら進むことで戦闘が楽になります。

出典:ラジィ 古の伝説 ダウンロード版

壁の出っ張りを見つけて飛び移って行ったり、壁を走って離れた場所に移動したりと、探索のために用意されたアクションが結構多いです。

おかげで、「あ、なんか行ける気がする」とステージを探索するのが楽しい作りになっていました。

思っていた通りに進めたときはもちろん、ダメだった時はダメだった時で「勘違いだった―」って死んでいくのが楽しいです。

(落下は基本的に一撃死です。ロードなしで直前から再開できるので安心)

飽きさせないためか、ステージ中にちょくちょく簡単なパズル要素が入ってくるのも、気分の切り替えに一役買ってくれていました。

アンチャーテッドシリーズなんかが、似たプレイ感覚かもしれません。


以上、「ラジィ 古の伝説」の感想でした。

かなりしっかり作りこまれたアクションアドベンチャーです。

ボリューム不足は否めませんが、お値段を考えるとそれもやむなし。

むしろこの値段でこのクオリティのアクションはなかなか楽しめないと思うので、サンプルなどを見て興味を持った人はぜひプレイしてみてください!

最後までお読みいただきありがとうございました。