シンキングシティ チャールズ・リードの冒険④
探索以外の要素もあるサブクエスト「現地調査」をプレイしたので、今回はそのプレイ日記になります。
病院の院長に依頼され、オークモントに現れる怪物と関わりがありそうな建物に調査に向かいます。
※本文中ではできるだけさらりと流すように書きましたが、ちょっとグロ要素があるので閲覧注意です。
院長から、怪物の調査依頼を持ちかけられたチャールズ。
オークモントで活動する上で怪物への対抗策を欲していたチャールズは、利害の一致から依頼を受けることに。
感染した男の家
最初に向かったのは、病院の患者のひとりで、怪物に変身してしまったという家族の家です。
家に入り少し中に進むと、早速怪物が出現しますが、その姿にチャールズは眼を見開くことになります。
透明で、姿が見えない!
動揺から思考が回らず、何度も見えない敵の攻撃を受けてしまうチャールズ。
透明になっていても、微妙にシルエットが捉えられることになんとか気づいたチャールズは、辛くも怪物を倒すことに成功しました。
怪物を倒したあと、廃墟となった家の中を探索。
見つけた手がかりをもとに、チャールズは過去視を行います。
見えてきた真実は恐ろしいものでした。
深夜、寝静まる家族のもとへ怪物が忍びより、自らの吐瀉物を家族に飲ませていたのです。
怪物の吐瀉物を飲んでしまった家族は、自らも怪物に……。
ウイルスのような感染性を怪物は持っているようです。
元患者の店
続いてチャールズが向かったのは、これまた病院に診察を受けにきた患者の家です。
今度はなにが起こっても冷静に対処してみせる。
そう決意したチャールズでしたが、落ち着いて怪物を一体倒したあと、もう一体の怪物と戦う彼は、再び驚愕に眼を見開くことになりました。
何度攻撃しても倒せない上に、攻撃するたびに体からなんか出てるぅ!
必死になって近接武器を振り回すチャールズですが一向に敵は倒れず、その体からよくわからないなにかは吹き出し続けます。
息が切れ始めたころ、チャールズはふと気づきました。
あれ、そういえばこいつ攻撃してこないな?
不思議に思い攻撃をやめて距離を取ると、ぴょんぴょん飛び跳ねながら移動するだけで、怪物は特になにもしてきません。
その様はまるで無邪気な子どものようで、どこからか流れてくるオルゴールの音色もあいまり、ほっこりするチャールズ。
攻撃してこないのならば、無理に戦う必要もないだろう、と建物の探索を始めます。
残念ながら、家主はすでに自殺を図り事切れていました。
彼が残した手紙から、怪物が出てくる悪夢に精神的に追い込まれていたことがわかります。
この敵意のない怪物は夢の中から出てきたのでしょうか?
確証は得られないまま、チャールズは建物をあとにします。
疑わしいレストラン
3つ目に向かうのは、怪物が出ると噂のあるレストランです。
この店を訪れた女性たちが次々と消息を経っており、チャールズは嫌な予感を抱きながらもレストランに向かいます。
レストランの扉をくぐるやいなや、大きな口を持った怪物が徘徊する光景が目に飛び込んできました。
いきなり襲い掛かってきた怪物の攻撃を辛くも避けたチャールズは銃を手に取り、果敢に怪物に立ち向かいます。
幸い、ここの怪物は前ふたつのように特殊な能力は持っておらず、奇襲にこそひやりとしたものの危なげなく倒すことができました。
レストランの地下に向かうと、店主の姿が。
チャールズに気づいた店主は、突然銃を発泡してきます。
怪物との戦闘で神経の昂ぶっていた元軍人のチャールズに、普通の人間が敵うはずもありません。
店主を倒しレストランを探索すると、おぞましい事実が明らかになりました。
このレストランでは、怪物をお得意様と呼称し、あろうことか店に訪れた人たちを食事として提供していたのです。
この店の常連たちが、人肉を食べる中で怪物になっていったと思われます。
明らかになった事実にひどい嫌悪感を抱いたチャールズはレストランを後にする際、思わず扉を荒々しく蹴破りました。
鍵がかかった店
最後の調査場所は、潰れた宝石店です。
すでに封鎖されており、せいぜい鼠が入れる程度のはずのこの店で、大きな怪物が確認されました。
いったいこの怪物はどこから現れたのか。
チャールズは調査に赴きます。
ここでも店に入ると早速戦闘です。
心構えはばっちりのチャールズでしたが、大きな怪物は想像以上にタフで、なかなか倒れません。
怪物との戦闘に時間がかかり精神をすり減らしたチャールズの眼には幻覚が見え始めてきます。
このままでは負けてしまう……!
また正気を保てているうちにと、チャールズは一縷の望みを掛けて手榴弾を投擲しました。
何度も撃ち込んでいた銃弾が功を奏していたようです。
手榴弾の爆発で、怪物を倒すことに成功します。
怪物との戦闘が終わり、気を取り直したチャールズは改めて店内の調査を行います。
店のあちこちに奇妙な粘液が付着しており、粘液からは異臭が立ち込めていました。
過去視を行ったチャールズは、あの怪物がどこから現れたのかを突き止めます。
この店の店主は殺しも辞さない過激なカルト教団への加入を熱望しており、店の地下を死体の隠し場所として提供していました。
地下に折り重なった死体がどういうわけか融合し、動き出したのがあの大きな怪物だったのです。
報告
四種類の怪物の出現方法を調査したチャールズは、依頼人の院長へと報告します。
どこか怪物の生態そのものを楽しんでいる節のある院長へ、チャールズは持ち前の正義感から情報を公開するべきだと進言。
しかし、情報公開によるパニックを危惧する院長は、その提案を却下しました。
院長の言に理を感じたチャールズは、せめて手に入れた情報を自分だけでも有効活用し、助けられる命は助けようと、オークモントでの活動への意気込みを新たにします。
まとめ
というわけでサブクエスト「現地調査」でした。
極力さらりと流すようにしましたが、後半ふたつ、特に食人要素が人によっては不快かもと思ったので、今回は出だしに但し書きをしました。
クトゥルフ的というか、登場人物が病的に追い詰められていたり、本人がぶっ飛んでいたり。
名前すらないモブなのになかなか大きなインパクトを残してくれます。
独特な世界観から、キャラの印象づけがしやすいのもクトゥルフ神話が人気な理由なのかもしれませんね。
以上、お読みくださりありがとうございました。
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