ビビッドナイト 感想

今回はアソビズムという会社が出した初のPC作品、「ビビッドナイト」の感想です。

今回ビビッドナイトをプレイするまでアソビズムという会社は寡聞にして知らなかったのですが、今までソーシャルゲームを開発してきた会社らしいです。

ソシャゲで稼いで、その稼いだお金でPCゲームの開発に乗り出した、というところでしょうか。

個人的には、そういう新しい市場に挑戦しようとする姿勢はとても好みなので、今回購入したのは応援の意味合いも強かったりします。

もちろん、一番大きいのはゲームが面白そうだったから、という点です。

では感想いってみましょう!


ローグライクのダンジョン

ゲームの目的は、ランダム生成されるダンジョンを踏破することです。

ストーリーはイラストで雰囲気だけ説明する形なので、その点を期待している人は買わないほうがいいと思います。

出典:Steam:ビビッドナイト

ローグライクと一口に言っても、不思議のダンジョンシリーズのように移動先を選択するとキャラが一歩ずつ移動するのではなく、部屋から部屋に移動する部屋単位での移動になります。

部屋の移動にはマナというリソースが必要で、この値が0の状態で移動すると部屋の移動時にダメージを受けます。

このダメージが結構強烈なので、原則マナなしでの移動は行わないゲームと考えていいです。

マナはフロアを移動することに回復し、初期値は20でそこから大きく増えません。

アイテムを消費して回復することもできますが、その回復量は微々たるもので、基本的にどうしてもマナが足りなくなった時の最終手段と割り切ったほうがいいでしょう。

ひとつのフロアで20回しか移動できない、と考えるとひとつのフロアの規模が想像しやすいのではないかと思います。

各部屋にはモンスターとの戦闘、アイテムを入手する、商店で買い物できる、などのギミックが設定されており、モンスターやショップなどの重要なギミックは探索前から全体マップで確認することができます。

次のフロアに移動するためにはモンスターが落とす鍵がひつようなので、モンスターを倒しつつ、ショップなどで強化を行って次のフロアに行くためにはどのように探索するのがよいか、というローグライクらしいランダム要素による面白さがあります。

基本的にマナが枯渇することはそうそうないのですが、欲張ったりすると足りなくなってしまうこともあり、探索リソースとフロアの規模は非常にいい塩梅で成り立っていると感じました。

ランダムの中の確定要素を見極めてパーティを作る

戦闘で戦う仲間は宝石の状態にされており、プレイヤーが探索中に宝石を手に入れることで戦闘に参加させることができます。

同じ仲間の宝石を集めることでアップグレードさせることができ、アップグレードした仲間は強くなります。

最大で2回アップグレードさせることができますが、2回目のアップグレードには1回アップグレードした宝石を3つ集める必要があるため、最大までアップグレード(以下3凸)したい場合は同じ仲間の宝石を9つ集めなくてはなりません。

当然、普通にプレイしているだけでは3凸させることはできません。

出典:Steam:ビビッドナイト

そこで役に立つのが、フロアに存在する宝石商です。

宝石商ではその名の通り、宝石にされた仲間を売り買いすることができます。

一度に売りに出されている宝石の数には上限がありますが、少しお金を支払うことで品揃えを更新することが可能です。

これを利用して特定の宝石を集め、3凸を狙うことがパーティ強化の基本になります。

特に役立つのが、特定のフロアに存在する流浪の宝石商で、流浪の宝石商では特定のシンボル(後述)の宝石だけを取得することができるため、3凸を狙いやすいです。

ダンジョンの何階に流浪の宝石商がいて、どのシンボルを取り扱っているかは事前にわかるので、道中でも狙ってシンボルを固定しておくことで流浪の宝石商での宝石集めがやりやすくなるかもしれません。

私はその辺に最終ダンジョンのクリア直前で気づきました。

クリア後用ダンジョンもまだプレイしてないのでそちらではわかりませんが、最終ダンジョンまでは普通の宝石商で「頼む―!」って言いながら商品を更新するだけでも割となんとかなります。

シンボルを集めて、ステータス高いキャラで編成する

このゲームの特徴的な要素として、シンボルと呼ばれるものがあります。

これは各キャラクターに2つずつ用意された属性のようなもので、同じシンボルを持った味方を一定数パーティに編成することで、様々な味方へのバフや敵へのデバフがオートで発動するようになります。

このシンボルがどれだけついているかで戦闘の結果がガラリと変わるので、ビビッドナイトの戦闘における最重要要素と言っても過言ではないでしょう。

出典:Steam:ビビッドナイト

このシンボルですが、一度グレードアップしたユニットのシンボルはパーティに編成しなくても常時効果を発揮するようになります。

オレンジ、というシンボルを持つ味方を2体アップグレードしたら、常にオレンジのシンボルを2つ持っている状態になり、パーティに編成しなくてもオレンジ2つぶんの効果を受けることが可能です。

基本的にひとつのシンボルが効果を発揮するには2つ以上のシンボルが必要で、さらに数が増えるほど効果は大きくなるので、できるだけ同じシンボルを揃えて強力なバフ・デバフ効果を狙っていく必要があります。

このシンボルが強力、みたいなものはあるとは思うのですが、考えなくてもとりあえず効果を発揮するシンボルを揃える、というやり方でもなんとかなりました。

めっぽう強力なシンボルですが、シンボルだけ考えて味方を選んでいると、パーティのステータスが足りなくなります。

宝石ごとにステータスがあり、弱いキャラと強いキャラでは明確にステータスに違いがあります。

アップグレードしたキャラがアップグレードしていないキャラよりもステータスが低い、ということもありました。

私はついぞどこで確認するかわからなかったのですが、宝石にはそれぞれブロンズ・シルバー・ゴールドのランクが設定されており、ランクが高いほど強いみたいです。

前述の宝石商はダンジョン後半になるほどランクの高い宝石が並ぶ確率が高くなるため、後半に行くほど強力な味方をそろえやすくなります。

なので、あくまで戦闘に参加する味方にはステータスが高いものを採用しつつ、シンボルを集めるためにアップグレードしていないキャラもぼちぼち揃える、という立ち回りが要求されます。

(もしかしたら、戦闘メンバーは宝石商で集める、と割り切ってもいけるかもしれません。一応ダンジョンの探索でも宝石は手に入るのですが、ランクが高い宝石はほとんどドロップしないためです)

シンボルを集めつつ、ステータスが高い味方をいい感じにそろえる。

言葉にするとそれだけなのですが、ランダム要素がそこにいい感じに噛み合って、ダンジョンのボス戦ではいけるかどうかドキドキしながらプレイできました。


最初こそそこまで難しくなかろう、と覆っていた本作ですが、いざプレイしてみると、程よい試行錯誤とお手軽なプレイ感が合わさったいいゲームでした。

お値段も手ごろなので、興味がある方はぜひプレイしてみてほしいです。

最近ゲーム実況を始めたので、記事を読んでどんなゲームかもっと知りたいと思っていただけた方は、よかったらそちらも視聴してみてください。

お読みいただきありがとうございました。